田園調布の田園とは、「ガーデン・シティー」の訳だったとのこと。
田園調布が「庭園都市」として計画されていたことが広く知られていたら、
きっと、日本の都市計画にも大きなプラスの影響があったはずです。
街の美しい景観は、
人々の幸福感を高める大事な要素として、
もっと認知されるべきことのように思います。
日本の戦前までの街の風景が写っている写真を見ると、
当時の街は、とても落ち着いていて美しいのに気付かされます。
ですが、戦後になると、街は、
周囲との調和などお構いないビルと看板に、
見渡す限り埋めつくされてしまいました。
そのような場所で、気持ちが和むことはありません。
見て歩いて癒される街の景観を、
私たちは、いつか取り戻したい。
それは、私の子供の時からの想いです。
0コメント