この間の月曜日、
車とバスと電車を乗り継いで、
5時間かけて八ヶ岳から愛知まで行った夜のこと、
半分ぐったりしながらテレビをつけると、
村上龍さんと対談する、
どこかで見た顔が映っていました。
それは、
つい先週にご紹介した、
ヒューマンスケールを目指す企業のひとつ、
メガネ21の創業メンバーのお一人でした。
取材映像を見る限り、
昔以上に、パワーアップして、
次々と新たなアイデアを出しながら、
極めて民主的で、
お互いが思いやり、
協力しながら会社を運営できるしくみを、
進化させていっているようでした。
この創業メンバーの多くは、
地元で大手のメガネチェーンに務めていましたが、
その会社から解雇された経験をお持ちです。
その会社は、
多額の内部留保を持っていたにも関わらず、
従業員より会社を優先していたことから、
創業メンバーには、
従業員を大事にする会社づくりをする想いが強かったそうです。
会社が利益を出した分は、
全てをお客様への値下げと従業員への分配とにするそうです。
そして、この会社の資金繰りは、
従業員からの融資でまかなっているそうです。
若そうな従業員でも、会社が決して強制することなく、
何百万円とか、一千万円以上を会社に貸し付けています。
でも、一番驚くのは、
従業員の方々の、同じ店を支える仲間として、
一致協力し、貢献しあう姿です。
まさにボランタリー(自主的貢献)経済の先駆けを見る想いです。
この番組、
「カンブリア宮殿」というものですが、
今回は、2週にわたってメガネ21を、
徹底解剖と言うことで、
来週も続きがあります!
愛知では月曜日の夜ですが、
地方によっては違うかもしれません。
ちなみに、民放が2つしかない八ヶ岳では、
地上波では見ることができません。
どうぞ地元の番組表をお確かめの上で、
ご覧ください。
なぜか、このようなテーマの番組や話になると、
疲れもどこかに吹き飛びます。不思議です。
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