正しい目標設定

このブログのテーマとはちょっと離れますが、
先日、ニュースでイチロー選手のインタビューを見て、
なるほどな、と思いました。

彼は、何故、“安打の数”を、
目標にしているのかという質問に対して、
こう答えていました。

「打率を目標にすると、
 自信の無いときは、
 打席に立ちたくなくなって、
 後ろ向きの自分が出てくる。
 だけど、“安打の数”を目標にしていると、
 打席に向わないと、
 決して数は伸びないから、
 常に前向きになれる」と。

これには、
自分自身の目標設定の仕方で、
私も時々、間違いをしていたことに、
気づかされました。

目標を持つことは大事ですが、
その目標設定が間違っていれば、
何かをきっかけに
ネガティブな気持ちが入り込み、
消極的になってしまうことがあります。
途中で挫折したり、
いやになってしまったりと、
これまでの人生で、
何度か、そういった覚えがあります。

よい目標設定というものは、

「常にポジティブに、
 ぶれることなく、
 目的に向かって無心になって、
 挑戦しつづけられるもの。」

とでも、とりあえず、
定義できるでしょうか。

今、
まるで急な河を、
流れに逆行して漕いであがるような状況に対しての、
再建プラン作りに着手しています。

これが実行されるなら、
5年程度は現場に貼り付いて、
現場と辛苦を共にしなければ成功しません。
それを乗り切るには、
自分自身に対して、
正しい目標設定をしていないと難しいでしょう。

イチロー選手のインタビューは、
偶然であり、必然である、
私にとって適切なタイミングでの、
教えであったと思います。

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