Ecoliteracy エコリテラシー

3月22日から始まり4月1日に終わる、
シューマッハカレッジのエコリテラシーのコース。
あと数日で終わると言うのに、
今日、不思議にも、
なぜかシューマッハカレッジから案内が送られてきました。

改めて、その詳細を読んでみると、
やはり、実に価値のあるコースです。
フリチョフ・カプラ、サティシュ・クマール、ステファン・ハーディングといった、
世界的な講師を含め、
2週間のうちに13名もの講師が、
エコロジーの真髄について教えてくれます。

エコリテラシーは、
自然界の姿について知ることが、
何よりも基本となります。それ無しでは決して成り立ちません。

Week 1 は、
1)システムシンキング
2)ガイア理論
3)ディープエコロジー
4)複雑系科学
5)ゲーテ科学論
6)グローバル社会経済とニューエコノミー

Week 2は、

1)Soul and society(サティシュのおなじみ・・・)
2)文化の転換と社会起業
3)食と土壌問題
4)エコデザイン
5)イノベーションとクリエイティビティー

と、あたかも、
ホリスティックサイエンスの修士課程のエッセンスを、
2週間に凝縮しているかのような、
とても贅沢なコースです。

よく見ると13名の講師の中には、
ホリスティックサイエンス修士課程の卒業生が3名含まれていました。
修士課程の卒業生は人数こそ非常に少ないのですが、
世界各地に広がり、様々に活躍しています。

卒業生の中でも筆頭はTerry Irwin。

http://www.design.cmu.edu/show_person.php?t=f&id=TerryIrwin-2

アメリカの著名大学のひとつカーネギーメロン大学の、
School of Designのトップに就任し、
そのカリキュラムのなかで、
デザインや設計のプロセスの中に、
社会性や文化、環境についての視点を組み込み、
ホリスティックなアプローチを行う試みをしているようです。

http://www.design.cmu.edu/index.php

そのほかにも、Julie Richardsonは、
ダーティントンホール財団のサスティナブルプロジェクトの、
ディレクターとして活躍し、
Mark Bartonは、
新しい経済モデルのキーとなる貨幣システムをテーマに、
その実現化にむけた研究をするなど、
それぞれに頑張っているようです。

私はというと、
卒業してから、随分と遠回りしている気がします。
今もまだ遠回りをしています。

人生も後半戦に入り、
これから出来ることも時間的、体力的に限られてきます。
残された人生は意外と短いことから、
無駄なことに時間を割くのは避け、
自分ならではの役目に注力することも必要でしょう。

エコリテラシーのコースの案内がふいに来たのも、
自分の人生の軌道を見直すようにとの、
メッセージだったのかもしれません。

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