2011.06.20 12:31ブルース・リプトン ~ 健康と病気は「心」によってつくられる健康や病気というものは、身体を造る元になっている「食」と、外部からの影響である「環境」と、病は気からと言われるように「心」の在り方と、そして、自分が持って生まれた「宿命」のようなものと、そういったものが複合的に絡み合って、その人の状態を創りあげているものと私は思っています。この四つの中でも、極めて影響力が強いと思われるのが「心」の在り方です。大昔から、いろいろな人が「病は気から」と言ってきましたが、これまでそのことは概念的であって、論理的に説明のつくものではありませんでしたが、それを細胞膜の研究を通して、心の働きが身体に及ぼす影響の仕組みの一つを、科学的に説明してくれているのが、ブルース・リプトン博士が書いたこの本です。「思考」のすごい力クリエーター情...
2011.01.27 14:17いろいろな食事法に思う・・・いま、いろいろな食事法が広まり、ダイエットや美容、健康管理のために、それらを学ぶ人が増えています。私が10代の時、我が家の食事は有機食材で統一され、マクロビオティック一色となりました。その頃は、言われたこと、書かれていたことを信じていました。お砂糖は禁止、お茶は三年番茶のみ、生野菜禁止、お肉禁止など、育ちざかりの私には、ちょっときつい食事でしたが、それが正しいものと信じていました。マクロビオティックの陰陽の考え方は、食事の上でも、生活全般の上でも、それを意識して暮らすことは意味あることだと思います。また病人食としても、劇的な効果がでる場合があることも事実です。しかし、自然界を理解するには、単に陰陽だけの視点だけでは理解できないはずです。もっと多面的な視...
2010.02.24 14:01オーリングテストと波動医学以前に治療した歯の内側から、その時に使用した薬が溶出しているらしく、このところ、その苦い味に悩まされていました。そこで、以前から顔見知りだったある治療院に行ってきました。しかし、そこの先生に診てもらったところ、困ったことが発覚しました。その先生曰く、溶出をしている可能性のある歯が3本あるのだけれども、溶出というのは、目で見てもわからないし、レントゲンにも写らないので、どれが問題の歯かわからないとのことでした。はて困りました。治療は、被せてある金属を取って、新たに付け替える作業になるので、結構それなりに大変な作業なのですが、どの歯か分からないとなると、勘をたよりに、一本ずつやっていかなければなりません。もし3本目が問題の歯だった場合には、3本全部を治療し...
2009.10.17 14:50弘前のりんご農家 木村さんの不思議青森弘前のりんご農家で、いまやどこの本屋さんでも、そのお顔を拝ませていただけるくらい、一般にも広く知られるようになった木村秋則さん。八ヶ岳にも15年ほど前に、自然農を教えにいらしたことがあるそうです。その時に会いに行った両親によると、写真のとおりに、本当に屈託のない笑顔の、誠実な方だったそうです。両親は、その時から木村さんと、木村さんのりんごの大ファン。その後、我が家も木村さんのことを知り、大ファンとなりました。その木村さんがこの夏に出された本、「すべては宇宙の采配」を父から譲ってもらったので、早速、読んでみました。すべては宇宙の采配木村 秋則東邦出版このアイテムの詳細を見るこれは、木村さんの信念と、これまでの人生の中で、出会った様々な不思議な体験を綴...
2009.09.17 04:51Food Faddism ~ 健康食品大国 日本フードファディズムとは、「食品の栄養や効能に対して、 それが科学的に証明されている、いないにかかわらず、 それを過大評価し、固執すること」だそうです。日本では、全国の高額納税者のトップ20には、何人もの健康食品販売業者が登場しています。世界的にも、健康食品の類の販売が、非常に多い国となっているようです。つまり、日本では、フードファディズムではないかと思える人が、かなり沢山いるのではないかと推測できます。様々な栄養サプリメントや、健康食事法がありますが、それが本当に、その人の健康に役立っているかと言えば、非常に疑問があります。逆に、健康を害している場合もあるでしょう。その一方で、この一年で100歳になったご長寿は、全国で実に4000人おられるのだそうです...
2009.08.27 05:02The Edible Schoolyard ~ 食育菜園食育菜園 エディブル・スクールヤード―マーティン・ルーサー・キングJr.中学校の挑戦センターフォーエコリテラシー家の光協会少し前に出版された本ですが、これを翻訳された堀口さんには、以前に安曇野のシャロムさんでのイベントで、お会いする機会がありました。その時に本のことは伺っていたのですが、読むには至らず、今回、偶然にも、貸してもらったので、目を通しました。この本は、アメリカのサンフランシスコにある、荒れた学校で、そこに学校菜園を作り、それを軸に学校を再生していった実話です。底辺にいた学校が、最先端の学校に変貌したのです。それに加わっていたアドバイザーも、さすがにエコロジー活動の盛んな、サンフランシスコだけあってすごいです。ホリスティックな視点での、新たな...
2009.06.19 03:34虫歯菌も共生していた私の子供が生まれる少し前に、テレビのニュースを見ていたら、虫歯菌は、もともと赤ちゃんの口の中には無く、生後から3歳くらいまでの間に、親や他人からうつされるもの、という内容をやっていました。口の中には、多数の細菌が常に存在し、それは、3歳くらいまでに、どの菌がどのくらいの割合で生息するかが固定してきて、全体の菌のバランスが決まるのだそうです。そこに、虫歯菌が混入していたら、一生にわたって、虫歯菌が一定割合で存在する口になってしまう、とのことでした。人間の皮膚のいたるところにも、様々な菌が生息しており、そのバランスが保たれていることで、私たちも健全な生活を維持できていることが知られています。そのバランスが崩れたときに、皮膚病などの異常が現れます。それは口の...
2009.04.13 05:42有機野菜と自然農日曜日は、朝から畑の作業を行いました。お世話になっている整体の先生が、一反ばかりの自然農の畑を持っておられ、その一部をお借りしての野菜づくりです。自然農は不耕起、無肥料、無化学農薬を基本にし、雑草は野菜の生育に邪魔にならない最小限だけを刈り、あとは自然のままに残していくものです。一面、野原のような感じですが、その中に、野菜が植わっています。整体の先生は、流石に長年されておられるだけあって、鎌だけをもって、畑のあちこちをひょいひょい移動しながら、野菜や果物の世話をされています。今回私が植えたのはブロッコリー、カリフラワー、ジャガイモ。本当であれば、植えるものも、地域の生態系に合った、伝統の在来種であるべきなのですが、今回はそこまで手が回らず、ホームセンタ...
2009.04.09 06:17何を頼りに生きるのか一人の人間として、仕事を通じていろいろなことに関わり、また、生活のうえで様々な場面に遭遇し、そこでいろいろな判断をしなければなりませんが、そのときに、私たちは何を頼りにするでしょう。私はもちろん、全ての人にとって、それは、一生涯にわたって追い求めるものかもしれません。ただ、その過程で一つ言える事は、その判断の源になるところは、食べることにしても、医学にしても、農業、教育、子育て、芸術、宗教、科学も、そして日々の暮らし方や、社会のあり方も、全てある一点に限りなく収斂していくこと。それを、ディープエコロジーのアルニ・ネスさんは、エコロジカル・プラットフォームと呼び、天外伺朗さんは、ディープ・グラウンディングと呼ばれています。また、ある方は「普遍意識」とも呼...
2009.03.23 06:18テレビを見ないライフスタイル八ヶ岳に住んで驚くのは、私の住んでいる地域の人々に、シンプルなライフスタイルを追求する人が多いことです。世間づきあいの少ない我が家ではありますが、子供の関係のお付き合いなどで、なんとなくその方のライフスタイルが分かる家庭は約30軒。その中で、ホメオパシー、イトウテルミーなどの代替医療を使っている、或いは、関心を持っている家庭は約4割強くらい,。いつも食べ物はマクロビオティックか、そうでなくてもベジタリアンが基本の家庭が6~7軒で約20%。子供の教育環境などの理由から、テレビを設置していない家庭が少なくとも3軒。実に10%。特に、テレビを持たない家。正直、ちょっとうらやましくもあります。実は、私が小さいときに、勉強もせずにテレビを見つづけていたことから、...
2009.02.11 12:54マクロビオティックとローフード野菜は必ず火を通すなどして陽性にして食べるというマクロビオティックと、近年、日本でも関心を持つ人が増えている、一切火を使わずに野菜や果実を生で食べるローフードとは、まるで正反対の食事法です。いったいどちらが良いのか迷う人も多いかもしれません。多分、これに対しての答えは、科学的な解釈以上に、もっと食べ物と人の精神面・心との関係がもっとはっきりしてこないと、なかなか出ないのではないかと思います。私のマクロビオティックとの付き合いは30年になります。20代は一人暮らしということもあって、何でも食べて、飲んでいましたが、30代以降は、再びベジタリアンに近い食事となりました。我が家の場合、いまは、ローフードとマクロビオティックのミックスのような食事に落ち着いてい...
2009.02.04 05:41波動医学の施設を見てきた/ゲゼルマネー講演会のお知らせこの一週間、お出かけとともに、ちょっと考えることがあって、ブログをお休みしていましたが、今日から再開です。実は先週、あの車輪の出なくなるボンバルディア機に乗って、九州で代替補完医療の施設をされているYHCという施設を訪ねてきました。人体が発する微弱な波動の変化を感知して、適切な薬を処方することを中心にされており、マクロビオティック、東洋医学などの代替医療をミックスした治療をされることで知られ、全国から患者さんが来られています。医師も5名が常駐して、19床の入院施設があります。そして、多くの方に新しい医療のあり方を伝えるための教室や設備、マクロビオティックを中心にした給食、カフェの設備も整えられていました。目の前はきれいな河と公園となっており、非常に風光...