「共生社会への扉」をアップ



昨日のことですが、
左にある「シューマッハカレッジ留学記」の中に、
「共生社会への扉」という文章をアップしました。

これは、以前の記事でも触れました2000年に長野で行われた、
「いのちの祭り」のために書いた文章です。

「いのちの祭り」が行われて、早いものでもう8年になります。
時間的にはもうかなり前になりますが、内容的には、まさに現在の社会のために行われたといってもよいイベントでした。

この祭りは、これからの時代の社会のあり方や、
個人の生き方、平和、人権、経済、健康、などをテーマに、
日本全国から10日間で2万人が集まり、
語り合ったイベントでした。

そこで語られた内容は、その後、次々と現実のものとなり、
その流れは今でも続いています。

「いのちの祭り」の会場は2会場に別れ、
メインの会場は音楽やパフォーマンスなど、わりと賑やかなエンターテイメント系の会場として企画されました。
そして、もうひとつの「虹の村」と名づけられた会場で、
平和、環境、人権のことやホリスティックな医療のことなど、
これからの社会に求められることが、日夜、語り合われました。

そこでは竹を編んで作られたドームが作られ、
当時まだ一部の人しか知られていなかった地域通貨を、
会場で体験できるようにしました。

さて、
エンターテイメント系と社会系の二つに分かれた会場。
竹ドーム、地域通貨とくれば、何か思い出される方も多いと思います。

そうです。2005年の愛地球博です。
愛地球博は、まるで「いのちの祭り」の、
(金遣いの荒かった)子供のような感じです。

このように「いのちの祭り」が産み残したものは多大です。
本当に深い意味のあったイベントだったと思います。

全くの個人が集まって企画・運営をしたイベントでしたので、
意見の集約など大変な苦労がありました。
それを中心になって担われた、安曇野のシャロムヒュッテの臼井さんや、
原村の風の森さん、発起人のおおえまさひろさんを筆頭に、
名前を挙げてよいのかどうかわからないのでここには書きませんが、そのほかの準備、運営に関われた方には、
本当に心から感謝しています。


「いのちの祭り」がどんなものだったかを知りたい方は、
シャロムヒュッテの臼井さんが詳しい記録を残してくださっています。
ありがとうございます。
http://www.ultraman.gr.jp/~peace/

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