日本の神話についての本は、いままで幾つか読みましたが、
納得のいく解釈のものはありませんでした。
その多くが、古代と現代との、
人類の意識の進化を考慮していないからです。
西洋の神話については、昨日のブログでも取り上げた、
「人類の歴史」が非常に良かったこともあって、
逆に、日本における本当の歴史を書いたものが、
読みたくなりました。
そこで、ちょっと調べていくうちに、
かつて私が20代だったころ、
私にとって、カリスマ的存在であった、
ジャパンライフデザインシステムズの谷口さんのブログに、
そういった本の紹介が書かれていました。
著者は元京都大学教授 上田正昭氏、
谷口さんの恩師だそうです。
谷口さんと私とは、
発想や考える方向性が非常に似ていて、
ビジネス界では、最も自分と重なる部分が多く、
共感することも多い方です。
谷口さんの記事のこのときのタイトルは「回帰する未来」。
『「回帰する未来」とは、未来像をイメージしようとすれば、
それはわが足元の過去に一度回帰する必要があるということである。』
とのこと。
スパイラルに進化する宇宙の、
その基本にある原理を表現したかのようなこの言葉。
とても良い響きです。
カリスマはご健在でした。
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