全体的に不景気とは言われつつも、
それは、これまでの主流の流れでのことであり、
売れない産業がある一方で、にわかに活況を呈している産業も多いようです。
つまり、社会全体が落ち込んでいるわけではなくて、
これまでの主役が、新たな主役に入れ替わる、
構造的な転換期と考えたほうが正確なのかもしれません。
時々チェックしている、
The Christian Science Monitorのサイトのイノヴェーションのページに、
プラスチックに替わるバイオ素材の開発に成功した、
ドイツの企業の記事がありました。
その横には、アメリカで進みつつある、
新しいエネルギーネットワークと巨大な風力発電網を構築する記事。
どちらも、20世紀の主役だった化石燃料の終焉を告げているようです。
ちなみに、このThe Christian Science Monitorの母体の、
Christian Scienceは、
日本で言えば、大本教、天理教、救世教といった、
新興宗教のようなものですが、
メディアであるThe Christian Science Monitorは、
宗教的な部分とは完全に独立した、全米でも格の高いメディアだそうです。
ここのPhotos of the Dayはお薦めです。
世界のいたるところで、いま起きている出来事を、
カレンダーになりそうなくらいの、
とても美しい写真で見ることが出来ます。
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