意識的に生きること




八ヶ岳も春のきざし


昨日の朝日新聞の記事に、バイク事故で、
集中力や記憶力が著しく低下するほどに脳を損傷された、
寺田さんのことが書かれていました。

人の名前をうまく覚えられず、
文章も頭に入らない。
得意だった絵もうまくかけない。
ものが二重に見える。
今まで簡単にできていたことが出来ない。

「明日の朝早く、記憶を探しに森へ行く」と、
お母さんにつぶやいたこともあったそうです。

しかし、寺田さんは、そういう自分を次のように思っているそうです。

「事故に遭ってよかったと思う。自分を知ることが出来たから」


人が人生を歩む究極の目的は、
“本当の自分を知ること”とも言われます。
神の一部である自分とは何なのかを、
無限に続く体験を通して、
知るプロセスなのだそうです。

この記事は、
普段、何となくすごしている自分に対して、
今、自分は何を感じているのか、
自分はどうありたいのかに、
もっと意識を向けるように・・・、
“生きている瞬間瞬間を、もっと意識的に生きるべき”と、
再認識させてくれました。

そうすることによって、日常の一つ一つのことが、
自分の進歩の糧につながります。
一種の“目覚めながらの瞑想”、
とでも言うのでしょうか。

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