テレビで電気自動車の取材をしていました。
三菱自動車の電気自動車の開発拠点が、
いま私が来ている街にあり、
テレビに出てきた車のナンバーからも、
取材もこの街で行われたようでした。
いよいよ電気自動車の時代の到来なのかもしれません。
ただ、一つ気になるのは電磁波の問題。
その昔、糸川英夫先生がご健在だったとき、
リニアモーターカーの開発に際して、
電磁波の健康問題を提起されていたのを思い出します。
それは、今でも重要な問題として残っています。
10年くらい前のことですが、
いわゆる電磁波測定器で、
いろいろなものの電磁波を測定したことがあります。
その中で、測定器が振り切れたものが3つありました。
それは、よく言われている、
電子レンジや携帯電話、
高圧電線ではありませんでした。
一つ目は新幹線。
これは車両によって違いました。
旧式の新幹線だったときに、
一両目、二両目付近で振り切れました。
今の新幹線は、モーターの位置も、
パンタグラフの位置も以前とは違うので、
きっと、電磁波の具合も変わっていると思います。
二つ目は、両親の乗っていたドイツ車の運転席。
エンジンをかけたとたんに振り切れました。
ただし、そのメーカーの車全ての電磁波が強いのではなく、
きっと車種ごとに、その電気系統の仕組みで、
変わってくると思います。
他の乗用車もいくつか測りましたが、
どれも弱からぬ電磁波でした。
三つ目はなんと電気ヒゲソリ。
男の人だけの問題ですので女性は安心。
毎日使うものではありますが、
時間が限られているので、
あまり心配するものではないと思います。
以前に、イギリスで携帯電話の開発者が、
毎日、脳が強力な電磁波の影響にさらされていたところ、
ある日突然、記憶を失い、
自宅に帰れなくなった事件がありました。
その後、何年かたって、
欧米では、徐々に規制や行政指導がなされつつありますが、
直接的な因果関係が明確でないことから、
厳しい規制は行われていません。
日本の規制は皆無に近い状態です。
個人的な推測ですが、
電磁波は、
細胞レベル、或いは、もっと微細なレベルで、
影響を受けているはずです。
電磁波の影響を、
ES細胞などを使って細胞レベルで実験すれば、
少なくとも、電磁波が大丈夫か、大丈夫ではないかくらい、
その影響はすぐに分かるはずだと思います。
世の中は、
政治、経済、環境破壊の諸問題の原因であり、
戦争のきっかけにさえなった「石油」から脱却し、
オール電化への方向に進みつつあります。
それと並行して、
電磁波の健康への影響を見極めることも、
とても大事なことだと思います。
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