Schumacher Collegeのサブタイトルの名称が
The Dartington International Center for Sustainability
に変更されるのだそうです。
設立当初は、
The Center for Ecological Studies、
だったのですが、何年か前に、
Ecologyという言葉が消え、
その代わりにSustainabilityという言葉が入り、
そして今回、Dartingtonという言葉がさらに加わりました。
今回は名称の変更だけではなく、
Schumacher Collegeの組織運営も変わったようです。
そもそもSchumacher Collegeは、
Dartington Hall財団が、
サティシュ・クマールとアン・フィリップさんに依頼して、
エコロジカルな視点を中心にした、
新しい世界観と社会像を学ぶ大学として設立されました。
土地や建物の提供、資金や経理的なサポートは、
Dartington Hall財団が行っていましたが、
大学の内容については、
比較的、サティシュやアンの意向が重視されていた感じでした。
しかし近年、
Dartington Hall財団自身もSustainabilityに関する、
様々な講演会や活動を積極的に行うようになってきたことから、
Schumacher Collegeのそれと重複することも多くなってきました。
そこで、今年度から、
Schumacher Collegeは、
Dartington Hall財団の一部門として併合され、
これまでDartington Hall財団が独自に行ってきた、
芸術教育や社会正義の活動とあわせ、
総合的な取り組みが行われることになったようです。
これまで私は、Schumacher Collegeに関して、
ひとつ気がかりだったことがあります。
Schumacher Collegeは、
世界から一流の講師を呼び、
その話を聞きたい人が世界から集まり、
そこで深い交流と知識の交換が生まれてきたものの、
その成果は、その場に参加した人たちだけのものであり、
その講師や参加者が帰ってしまえば、
そのあと、学校には何も残りません。
極めてレベルの高い、
社会的にも重要な授業が行われているのですから、
それを広く外部にも公開し、
多くの方にシェアできると良いのではと思っています。
また、各分野の研究員をおき、
Schumacher Collegeとしての、
考え方や未来の社会像、そこに至る政策の提案など、
もう少し積極的に行っていくのが、
より社会的な役割として重要なのではと思っています。
一方、Dartington Hall財団は日本では殆ど知られていないものの、
英国では、長年にわたって、
時代の先端を切り開く思想家や活動家を世界中から招聘し、
社会に紹介してきた活動を続けてきた財団として、
とても重要な位置を占めています。
むしろ、Schumacher Collegeより、
社会的に多大な影響を与えてきました。
その点で、今回の組織変更は、
Dartington Hall財団とのシナジー効果により、
Schumacher Collegeがより効果的に、
活動できる可能性が増える点で期待されます。
先日、阿蘇の小国町で、
新しい世界観や代替医療などの、
様々なセミナーやTAO塾をされている、
波多野氏が遊びに来てくださり、
そのときにも、
日本にもSchumacher Collegeのような、
学校が作れるかという話になりました。
私としては、TAO塾はすでに、
その第一歩を歩んでいらっしゃると思います。
私は私のほうで、
いま、ある大学の改革案件を抱えており、
もしかしたら、それが、
日本のThe International Center for Sustainability
になれるかどうか可能性を検討しているところです。
The Dartington International Center for Sustainability
に変更されるのだそうです。
設立当初は、
The Center for Ecological Studies、
だったのですが、何年か前に、
Ecologyという言葉が消え、
その代わりにSustainabilityという言葉が入り、
そして今回、Dartingtonという言葉がさらに加わりました。
今回は名称の変更だけではなく、
Schumacher Collegeの組織運営も変わったようです。
そもそもSchumacher Collegeは、
Dartington Hall財団が、
サティシュ・クマールとアン・フィリップさんに依頼して、
エコロジカルな視点を中心にした、
新しい世界観と社会像を学ぶ大学として設立されました。
土地や建物の提供、資金や経理的なサポートは、
Dartington Hall財団が行っていましたが、
大学の内容については、
比較的、サティシュやアンの意向が重視されていた感じでした。
しかし近年、
Dartington Hall財団自身もSustainabilityに関する、
様々な講演会や活動を積極的に行うようになってきたことから、
Schumacher Collegeのそれと重複することも多くなってきました。
そこで、今年度から、
Schumacher Collegeは、
Dartington Hall財団の一部門として併合され、
これまでDartington Hall財団が独自に行ってきた、
芸術教育や社会正義の活動とあわせ、
総合的な取り組みが行われることになったようです。
これまで私は、Schumacher Collegeに関して、
ひとつ気がかりだったことがあります。
Schumacher Collegeは、
世界から一流の講師を呼び、
その話を聞きたい人が世界から集まり、
そこで深い交流と知識の交換が生まれてきたものの、
その成果は、その場に参加した人たちだけのものであり、
その講師や参加者が帰ってしまえば、
そのあと、学校には何も残りません。
極めてレベルの高い、
社会的にも重要な授業が行われているのですから、
それを広く外部にも公開し、
多くの方にシェアできると良いのではと思っています。
また、各分野の研究員をおき、
Schumacher Collegeとしての、
考え方や未来の社会像、そこに至る政策の提案など、
もう少し積極的に行っていくのが、
より社会的な役割として重要なのではと思っています。
一方、Dartington Hall財団は日本では殆ど知られていないものの、
英国では、長年にわたって、
時代の先端を切り開く思想家や活動家を世界中から招聘し、
社会に紹介してきた活動を続けてきた財団として、
とても重要な位置を占めています。
むしろ、Schumacher Collegeより、
社会的に多大な影響を与えてきました。
その点で、今回の組織変更は、
Dartington Hall財団とのシナジー効果により、
Schumacher Collegeがより効果的に、
活動できる可能性が増える点で期待されます。
先日、阿蘇の小国町で、
新しい世界観や代替医療などの、
様々なセミナーやTAO塾をされている、
波多野氏が遊びに来てくださり、
そのときにも、
日本にもSchumacher Collegeのような、
学校が作れるかという話になりました。
私としては、TAO塾はすでに、
その第一歩を歩んでいらっしゃると思います。
私は私のほうで、
いま、ある大学の改革案件を抱えており、
もしかしたら、それが、
日本のThe International Center for Sustainability
になれるかどうか可能性を検討しているところです。
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