オーリングテストと波動医学

以前に治療した歯の内側から、
その時に使用した薬が溶出しているらしく、
このところ、その苦い味に悩まされていました。
そこで、以前から顔見知りだったある治療院に行ってきました。

しかし、そこの先生に診てもらったところ、
困ったことが発覚しました。
その先生曰く、
溶出をしている可能性のある歯が3本あるのだけれども、
溶出というのは、目で見てもわからないし、
レントゲンにも写らないので、
どれが問題の歯かわからないとのことでした。

はて困りました。
治療は、被せてある金属を取って、
新たに付け替える作業になるので、
結構それなりに大変な作業なのですが、
どの歯か分からないとなると、
勘をたよりに、
一本ずつやっていかなければなりません。
もし3本目が問題の歯だった場合には、
3本全部を治療しなければならなくなります。

このまま放っておいて、
もっと溶出がひどくなるのを待って、
どの歯か特定できてから治療する手もありますが、
これでは、長い間、苦味をともにしなければなりませんし、
そもそも、溶出しているのは化学物質ですし、
体に良いわけがありません。

診察台の上で、どうしようかと思案しているうちに、
ふと先生が、奥の部屋にひっこまれ、
そして、暫くして出てこられました。

「オーリングテストをやってみたところ、
 奥から3番目の歯だと思われます。
 確実とは言えませんが、治療されますか?」
と、先生。
私は、迷わず御願いしますと答えました。

オーリングテストについては、
このブログをお読みの方なら、
ご存知の方も多いかと思いますが、
ご存じない方のために簡単にご紹介しておきます。

まず、被験者が親指と人差し指でOの字を作り、
できるだけOが開かないように、ぎゅっと閉じます。
そして、そのO(オーリング)に観察者が指を入れて、
親指と人差し指の間を割るようにしてオーリングを開くのですが、
それに、どれだけの力が必要だったかを測るのです。

この方法は、例えば、
薬が被験者に合うかどうかなどを、
推定するのにも使われます。
まず、その被験者が何もしない状態において、
オーリングがどの程度の力で開くかを測ります。
そして今度は、被験者のもう片方の手に、
薬の入った瓶をもってもらい、
もう一度、オーリングがどの程度の力で開くかを測ります。
すると、
もし、その薬が被験者にあっている場合には、
そのオーリングはしっかり閉まっています。
逆に、その薬があっていない場合には、
オーリングに十分に力が入らず、
左程の力をかけなくても開いてしまいます。

結構、如実にその差があることから、
計測器などで測る必要はなく、
観察者の指の感覚でわかるわけです。

今回は、先生自身がオーリングを作り、
どの歯が問題なのかを自分自身に問いかけ、
先の「奥から3番目」の歯のときに、
力の入り方が異なったことから、
ほぼそれに間違いないだろうと推定されたわけです。

もちろん先生は、一般の方にはオーリングは使われません。
私が代替医療に関心が高いことをご存知だったから、
行ってくださったわけです。

そして、実際に奥から3番目の歯の被せ物を取ってみました。

結果は大当たり。
見事に、口の中から苦い味はなくなりました。
さらに、その歯を以前に治療したときに、
十分に歯根の処置をしていなかったことも発覚し、
新しい被せ物を付ける前に、その処置もすることになりました。
2ヶ月くらい、治療に通うことになりそうです。
今回は、オーリングテストの効果を見せ付けられました。

オーリングテストは、
誰でも、いつでも、どこでも出来る、
本当に簡単なテストなのですが、
そのメカニズムを考察していくと、
私たちが、これが「現実」と思っている、
3次元の世界のすぐそばに、
時間と空間を越えた世界が隣り合っているという、
壮大な宇宙の仕組みを垣間見させてくれます。

私たちは、その仕組みを通じて、
実は、時間と空間を越えたあらゆることの、
真実を知っているはずなのですが、
普段は、発達しすぎた?脳の働きによって、
その情報を顕在意識として認識できずにいるようです。

ドイツなどヨーロッパ諸国では、
オーリングテストと同じように、
潜在意識下で反応する、
身体の微妙な電流の変化を測定することで、
それを診断に活かす波動医学が発達しつつあり、
既に、いろいろな測定機器が、
開発され発売されているようです。

日本でも一部の医師や研究者の方が、
実際に活用されていますが、
日本では、まだまだ異端扱いされているのが現状です。

一日でも早く、国をあげて波動医学の本格的な研究に取り組み、それが、日常的な医療に用いられるようになることを願っています。

その暁には、
これまでの医療の致命的な欠陥も如実に明らかになることから、
現代医学は、飛躍的な改善と進歩を遂げるに違いありません。

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