"ダイアローグ"="真の対話"をするのに必要な条件とは

“ダイアローグ=真の対話”とは、お互いが協調的に考え、語り合うこと。それによって、思い込みや先入観、感情を排除した、より適切な答えにたどり着くことが可能になります。人はそれぞれに、考えていること、知っていること、価値観などが異なります。その差をお互いに理解して、乗り越えていくためには以下のことが必要です。

1.お互いに何について話し合うかを明らかにしておくこと

2.必要な情報をお互いに共有すること

3.お互いは必ず対等な立場で話し合うこと

4.相手の意見を決して否定せずに理解に努めること

5.意見を言う時はその時に本当に大事と思うことのみを話すこと

6.聴くことと語ることとのバランスに気を付けること

特に大事なのは3番。年の差があっても、経験の差があっても、お互いに人間として尊重しあい、対等な立場で話し合う必要があります。仮に、相手が幼児であっても、その人格を尊重しながら話し合うことが大事です。

また、2番のお互いに必要な基本的な情報を共有しておくことも大事です。対話の相手と情報格差があり、さらに、それにお互いが気づいていない場合には、対話をしても意味のある結果は決して生まれてきません。実はこの点は、組織開発の専門家でも見過ごしがちです。対話をする前あるいは対話の最初の段階で、お互いに対話の前提となる情報を共有しておくことをお勧めします。お互いに共通の基盤の上に立って対話をスタートするならば、まさにここからが真の対話の真骨頂。必ず有益かつ速い合意ができるはずです。

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幸福な社会づくりをテーマに、日々の気づき、気になったことなどを書き溜めていきます。

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