大人は気候変動への対策にもっと真剣に取り組んで欲しいと、
一昨年から活動を続けているグレタ・トゥーンベリさん。
一部のおじさん達や政治家の人たちからは、
何だか大人げない反発の声が聞こえてきますが、
何十年も環境やエコロジーのことに関わってきた私からすると、
グレタさんは何も間違ったことは言ってません。
むしろ、反発の声の方に違和感を感じます。
去年あたりから欧米各国や企業において、
気候変動対策への取り組みや、より社会性を意識した企業への見直しの議論が、
急速に活発になってきました。
各国や企業も、これまで、どちらかと言うと受身的な対応が多かったのが、
グレタさんが益々注目されてくるにつれて、
これはのんびりしてはいられないと一気に前に動き出した感があります。
東日本大震災を境に、環境面において停滞していた日本も、
その世界の流れを受けてか、昨年あたりから急にSDGsへの注目度が上がり、
記事や出版物が増え、セミナーなども活発になってきました。
そういった世界的な流れを創り出すのに一役を担ったグレタさんは、
まさに、世界を大きく変えた女性の一人と言っても過言ではないでしょう。
2月。グレタさんがあのマララさんに会いに行った時の写真です。
それは、世界を動かす宿命を担った二つの偉大な魂が、
この地上で出会った貴重なひとときだったに違いありません。
Greta Thunberg Twitterより
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