2009.12.24 14:23いま起っていることを、いま評価してはいけないできればやらなくて済めば良いと思っていた、大学再生のプロジェクトが、正式にスタートすることになりました。その大学がおかれている状況は、まるで天竜川の急流くだりを、逆に遡上するのと同じような感じです。その解決は、決して一筋縄ではいきませんし、厳しい状況の中、内部的な、人と人との激しいぶつかり合いも、覚悟しなくてはなりません。本当は、明るい未来に向かっての仕事をしたいのですが、私には意外と、こういった仕事が時々まわってきます。そういえば、その極たる経験をしたのが、バブルが弾けた後の頃。ある海外の大手メーカーの日本販社で、営業畑から新たに社長になった人と、事務サイドの人たちとが対立し、ある日を境に、事務サイドの全員が突如出社を拒否し、退職してしまうといった事...
2009.12.22 14:19Resourcing ourselves for creative changeこれは、シューマッハカレッジから来た、ニュースレターのタイトル。エコ関連の人々には大きな失望を与えた、コペンハーゲン会議に対して、政治に頼ることなく、私たち一人一人がクリエイティブな変化の、主役になっていくことが大事だという、強いメッセージを感じます。来年のシューマッハカレッジのショートコースの案内を見ていると、来年は、ここ数年間とはちょっと違った、充実した講座編成のようです。まず、私のライフワークでもある、協調、新しい組織論に関連する講座が2つもあります。そのうちのひとつは、大御所Margaret Wheatleyが務めます。また、2年に一度程度しか教えなかった、フリチョフ・カプラが、何と、半年に2度も講座を受け持つのも、これは前代未聞の出来事です。...
2009.12.15 03:18Coherence ~ 調和への律動ここ最近、ブログの更新が疎かになっていましたが、わけあって、ジュード・カリヴァンさんや、アーヴィン・ラズロさんの著作を、たて続けに読んでいました。特に何か新しい発見があったわけではありませんが、本のところどころで、ホリスティックサイエンスの重要性について言及し、そういった学校が出てきていることを、書いてくださっていることが、私としては、ちょっと嬉しいことでした。もう、出版されて2年たっている、ラズロさんの「生ける宇宙」ですが、デカルト-ニュートン以来の、一般的な西洋科学を、唯一の科学だと信じておられる方には、是非、お奨めの一冊です。生ける宇宙―科学による万物の一貫性の発見アーヴィン ラズロ日本教文社このアイテムの詳細を見るラズロさんは、この本の中で、こ...