2020.03.15 11:08SDGsとダラムサラ・エコビレッジプロジェクト企業が、すべての人の幸福を第一に考え、地球環境と共生しながら、それを実現できる社会づくりを行っていく。今、ようやく広まりつつある国連のSDGsの活動は、そういった社会づくりへの架け橋となっています。企業がSDGsを事業に組み込むときに、根本的な土台として大事になるのが、それを検討するときの基本的な考え方、指針のようなものです。例えば、「真の幸せとは何なのでしょうか?」「人は何のために生きているのでしょうか?」「人間と自然はどのような関係であるべきでしょうか?」「社会はどうあるべきなのでしょうか?」とても身近な問いだけれども大事なこと。答えは一つではありませんが、一人一人が自分なりに考え答えられることが、これからは必須になってきます。それが、SDGsに向...
2020.03.05 13:30世界を変える二つの魂大人は気候変動への対策にもっと真剣に取り組んで欲しいと、一昨年から活動を続けているグレタ・トゥーンベリさん。一部のおじさん達や政治家の人たちからは、何だか大人げない反発の声が聞こえてきますが、 何十年も環境やエコロジーのことに関わってきた私からすると、グレタさんは何も間違ったことは言ってません。むしろ、反発の声の方に違和感を感じます。去年あたりから欧米各国や企業において、気候変動対策への取り組みや、より社会性を意識した企業への見直しの議論が、急速に活発になってきました。各国や企業も、これまで、どちらかと言うと受身的な対応が多かったのが、グレタさんが益々注目されてくるにつれて、これはのんびりしてはいられないと一気に前に動き出した感があります。東日本大震災...
2020.03.03 13:14今のアメリカの姿は、未来の日本で起こること多くの人が気づいているように、アメリカで先行して起こったことが、何年か、何十年かたって、日本で追従するように起こることは珍しくありません。今、アメリカでは大きな経済格差が起こっており、大学生が一千万円以上の借金を背負って大学を卒業し、社会人になって年月がたっても自宅が買えない世帯が増えています。日本でもその兆候が見え始めていますが、このままでは、ほぼ間違いなくアメリカを追従して、日本も大きな格差社会になっていくはずです。アメリカで、その格差社会に正面から戦っている民主党のサンダースさんが、民主党候補選挙で頑張っています。確か、前回の2016年の時は、先頭をいくクリントンさんをサンダースさんが猛追していました。しかし、サンダースさんの支持者が多いカリフォ...